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とっても個人的な鈴鹿8耐の感想

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レース後の記者会見で、とてもいい笑顔の写真が撮れました。こういう表情を見られると仕事で行ってても嬉しいですね。

鈴鹿8時間耐久ロードレース

夏の祭典と言えば、これですね。

僕にとっては年に一度の大仕事(暑いから笑)で、ここのところは例年、外国人選手の通訳という役割で現場に入っています。

コカコーラゼロが冠スポンサーだった時は、複雑でしたね。黒コーラじゃなくて赤コーラを飲ませてくれと。サンプリングであちこちで配ってるわけなんですが、それはお断りして、実費で自販機で赤コーラを買うと。致し方ございません。赤いコカコーラが一番なんだもの。

 

でですね、今回は感想です。4メーカーそれぞれの感想を順位通りの順番でお話ししましょう。

YAMAHA

常勝のヤマハ、今年はヒヤヒヤしましたね!ジョナサン・レイの揺さぶりなのか、ナカスガサーーンがまさかのフリー走行で転倒。それもアウトラップのS字。

なにせアウトラップなので、タイヤが機能する前か、トラコンが壊れてたのではと疑うようなポイントでの突如の転倒。ライダーとしては予測していなかったでしょうから、受け身も何もなくて怪我をしたのでしょうね。絶対王者チームの立役者、アンラッキーでした。

ただし、中須賀さんの仕事は、レースウィーク以前にとっくに終わっていた、とも言えます。マシンは完成していて、あとはアレックス・ロウズとマイケル・ファン・デル・マークに託して、8時間のレースは二人きりで優勝しました。

レース後の記者会見でも、自分が作ったマシンを乗りこなしてくれた二人に感謝している、というコメントがあって、本音でしょう。マシンとライダーが揃ってのレースであり、8耐は完璧でないと勝てないレースなので、誰よりも準備をしたヤマハが勝つのは当然の流れだったのでしょうね。

おめでとうございます!

HONDA

立場が難しくて、悲しいのがHRCです。ワークスとして復活して、HRCが負けるのは許されないんですよね。勝つのが仕事という企業ですから。

ところが、CBR1000RRはいわば”スーパースポーツの形をした”バイクで、サーキット最速を目指して作られたバイクではなくて、一般ユーザーが公道でスポーティさを楽しめるように料理した、と開発者から聞きました。確かに、公道で乗るスーパースポーツとしては、最も上質で快適です。そんなレースでは不利なマシンで、開発が数年間も凍結されていたような環境で、ワークス体制になってもマシン差は埋めようがないようで、しかもチームは結成したばかりで、スタッフにしてもライダーにしても寄せ集め感が出ちゃってましたね。ヤマハファクトリーやハルク時代のような、”いつものメンバーでやってます”感がありませんでした。

ライダー二人で引っ張る作戦が定石になりつつあるようで、高橋巧くんと中上貴晶くんの二人で通そうとしましたが、ほぼリザーブ状態のパトリック・ジェイコブセンも出動するのは、大人の事情アリと勘ぐってしまいます。

PJは記者会見では、「ファクトリーチームに呼ばれて光栄です、ただテストがなくて準備不足、自分の力を発揮できなかった」と言っていて、そりゃそうですよね。一方で中上貴晶くんの走りは冴えてましたね、プッシュしまくりでキレてました。

8耐全体としては今年はジョナサン・レイの年だった、という総括ですが、それに食らいついたマイケル・ファン・デル・マークの活躍と、中上貴晶くんの熱い走りが見られたのはよかったですよね。

ハルク体制に戻って、本田重樹監督とハルク出身のライダーたちで戦う方がステディなのでは…。

KAWASAKI

何と言っても、23年ぶりのポールポジション、レイの際立つ速さですよね。トラフィックがあって、しかもアタック用じゃないレース用のタイヤで5秒台前半で回っちゃうんですから、ここまでのMotoGPライダー祭りはなんだったんだろうと思わせられる、旬っぷりが無双状態で楽しかったです。

その隣でチームを支えたのが、昨年は最後の連続2スティントで表彰台を守ったレオン・ハスラム。今年も安定して早かったですね。アレックス・ロウズとのバトルが頂上決戦的バチバチでこれまた見応えありでした。ピットインしてライダー交代しても、ひたすらワールドスーパーバイクなんですよね、数年前までは全日本の延長だったのに。8耐はすっかり世界のレースに戻ってしまいましたね。

そんな二人が乗るマシンを作ったのは、渡辺一馬選手。「カズーマのおかげで…」といつも枕詞を置いていたのはジョニーとレオン。三人のチームワークが目立つというわけでもなかったですが、ヤマハに次いでチームとしてうまく機能していたように見えました。

この調子で来年こそは!と思いましたが、燃費計算を間違えたのかガス欠を起こしてしまったり、雨のSC中のピットインを渋ったせいでジョニーは転倒してしまったので、チーム力という面での伸び代があり、不機嫌なジョニーがまた走ってくれるのかどうか。こういうところでも、いちいち完成されていて不安要素のないヤマハが強いと思ってしまいますね。

ただ、ヤマハが勝ってばかりじゃ面白くないので、初めて揺さぶりをかけたのがカワサキだった、というのが何よりのファンサービスでエンターテインメントだった思います。

SUZUKI

ワークスとしては活動していないものの、ヨシムラのブラッドリー・レイがやっぱり速いこと。世界のライダーはパッときてサクッとタイムを出すんですね。毎月毎週、世界中のコースを走り回ってるライダーの素養、恐ろしやですね。

外国人ライダーでチャンピオンを取るのは実は理由があるTSR。日本人ライダーに対してではなくて、我々日本人に対しての喝ですねこれは。日本はうかうかしてられないんです、もう国として貯金はないんです。そんなことを考えさせられました。

ヨシムラやモリワキが優勝争いに絡まないと面白くない!と思いましたが、ワークスとトッププライベーターでは、リソースどころかマテリアルが違いますから、同じ場所で別のレースが行われているようなものなんですよね。じゃあEWCじゃなくてSSTで…というわけにも行かず、モトマップサプライは今野由寛/ジョシュ・ウオーターズ/青木宣篤の安定の三人組でもSSTクラス優勝できず、渋いですね。

まとめ

2018は、ジョナサン・レイの年!勝っても負けても、いつも話題の中心にいたのは、ジョニーでした。

なんでそんなにスムーズに乗ってるの?と本人に聞けて、それについて八代俊二さんからも丁寧に教えてもらえたのが、個人的収穫でした。

 

何を聞いたかって?

それはまた別の機会に。

 

 

 

 

 

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