日記

映画『人生の特等席』を観て

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ハリウッドが作る野球の映画に弱い僕です。

日本映画の相撲とか将棋とか、あれば萌えるのかなぁ。

映画『人生の特等席』って

これはhuluで見たんだけど、Amazonプライムビデオにしても、こういうサービスってレビュー欄がありますよね。なぜあそこに筋書きを書いちゃう人がいるのか、全力で不思議です。内容じゃなくて、感想を書けばいいのに!って思ったことはありませんか?

というわけで、あらすじについては内緒です。観てください。

 

スポーツ自体が主題というわけでもなくて、あくまで舞台がベースボールというところで、ベースボール自体が全然わからなくても楽しめます。僕自身、小学校の体育でかじったくらいでまったく詳しくないですし、テレビを観ていた頃は野球中継が始まると「延長されるとその後の番組がずれ込む…」とネガ寄りの立場です。

この作品はスポーツやコメディではなくて人間ドラマで、親子が主軸になりながら、人間関係を再構築して明るい将来を連想させる展開で物語は進みます。

配役

クリント・イーストウッドの頑固ジジイ役いいですね、たまらんですね。ハリウッドスターはお手入れのレベルが高すぎて老けなくて困っちゃいます、リアルジジイ役やリアルババア役がいなくなっちゃうんですよね。そういう魔改造をしない役者をナチュラルと呼ぶこともあるそうです。88歳ともなると、何してもリアルなのかもしれませんけどね。

映画『グラン・トリノ』のイーストウッドも素晴らしかったんですよね。ぶっちゃけそれと似てますが、こういうシブくてにが〜い顔と声の役者、貴重ですよね。長年に渡って現役で打席に立ち続けたからこそ到達した仙人みたいな領域なんじゃないですか。役者はキャリアじゃない、とは言いますが、やはり時間を積み重ねたことで少しずつ塗り重ねられた深みのある魅力は本当に素敵です。

 

そんな重力のある引き寄せ感に対して、絶妙な爽やかさと軽さで対峙するのが、ジャスティン・ティンバーレイク。なんでハリウッドのアイドルって、こういい感じのおっさんになっていくんでしょうね。実生活の実像と、求められる虚像が、限りなく一致してるのかな、と。年齢相応のキャラクターとして、見事なキャスティングだと思いました。僕の一つ上、今年37歳とのこと、まじか、もっと一生懸命生きなくちゃ…。

 

そして、エイミー・アダムズの、キュートなこと。おバカの芝居も素敵なんですが、こういう悩める現代的キャリアウーマンも素敵でしたね。僕はメグ・ライアンも大好きなんだけど、彼女の代わりがいないなーと思いつつも、もしかしたら…と予感させ続けている感覚があります。もう43歳らしい、そうなんだ。ついこないだ、ディカプリオの相手役で小娘なポジションをやってた気がする。(『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』)

邦題と原題

邦題『人生の特等席』に対して、原題は”Trouble with the Curve”なんですが、これがどちらも見事だと思いました。

原題のとても粋な感じは作品を見ると共感してもらえると思います。きっとフォームの話じゃなくて、仕草にクセが出ていたんでしょうね。見事です。これが和訳しにくいフレーズということもあって、邦題は大きく変わっているのでしょうけども、邦題も負けず劣らずイイトコロをついてきます。

この作品と触れるのは、これが何回目かもう分かりませんが、いい作品です。

 

しれっと気付かされることがあって、こうだから!と主張されるとうるせーと思ってしまう天邪鬼な自分には、メッセージはないけどそんなん受け取る方次第だからね、みたいな温度感が好きです。

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